第68巻第3号
直流技術の動向と将来展望

  • 概要
  • わが国においては,1965年に佐久間周波数変換設備,1979年に北海道・本州直流連系設備が設置されて以降,3箇所の周波数変換設備と3箇所の直流連系設備が設置されています。
  • 直流技術は,周波数の異なる系統間を連系できることや,長距離送電において有利となる反面,交流設備には見られない特有の異常現象や,建設・運用する上での注意点,課題等もあります。また,直流技術は,電力系統のみならず,需要設備等においても活用されており,現状や課題,最新動向について議論することは有用であると考えられます。
  • こうした時代の要請にこたえ(一社)電気協同研究会では平成24年11月29日に多くの参加者を得て「直流技術の動向と将来展望」と題する研究討論会を開催しました。討論会においては、「(1)電力系統における直流技術の現状と課題」,「(2)電気鉄道や直流配電技術など需要設備における直流技術」,「(3)直流技術の最新動向と課題」の3分野で5人の専門家による講演が行われ、その後会場の参加者も含めて「(4)関係者における全体的な討論」が行われました。
  • これら講演及び質疑を通じて, 直流技術の歴史、国際動向、直流送電技術の技術的特徴、鉄道その他での活用の現状と課題、今後の日本の取り組み等幅広い視点からの情報開示と示唆に富む意見交換がなされました。

発刊:平成24年

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