第68巻第1号
架空送電設備の付属品劣化異常対応

  • 概要
  • 架空送電設備は,1950年代半ば以降の経済発展に伴い,急速にその設備量を増大させてきた。また,1960年代以降には増容量化に伴い,多導体が導入され始め付属品数量も増加している。
  • 今後,長期使用設備の増加に伴い,劣化による異常発生の増大が懸念され,これまでに鉄塔や電線などの劣化に関する資料のとりまとめがなされているが,架空送電設備の効果的な保守・運用のためには,架空送電設備付属品においても劣化異常対応に関する資料を体系的にとりまとめておく必要がある。
  • このような背景から,本報告書では,架空送電設備付属品を「多導体スペーサ」,「ジャンパ装置」,「防振装置」,「クランプ・スリーブ」,「着氷雪対策品」,「その他付属品」に分類し,これらの付属品に関する劣化異常および保守技術について,電力会社10社および電源開発(株)へのアンケート調査により収集した事例をもとに,現状の知見および最新の技術についてとりまとめた。
  • また,わが国と海外との架空送電設備付属品の劣化異常対応に関する違いを把握するため,文献調査により,海外における付属品の概要,劣化異常および保守技術に関するとりまとめも行った。

発刊:平成24年

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