第67巻第3号
IPネットワーク機器に対応した電源システム構成

  • 概要
  • 電力各社においても,IPネットワーク機器が導入され,電力保安用として構築・運用されている。今後,コストダウンとの兼ね合いより,IP技術への移行が進み,IPネットワーク機器の導入が拡大されるものと考えられる。
  • また,電力会社における通信用電源設備は,高信頼,高品質が要求されるため,直流電源構成を基本としている。そのため,交流100V仕様の多いIPネットワーク機器を電気所に設置する場合や,電力保安用として使用する場合には,電気的仕様,信頼性などを考慮する必要がある。
  • 本報告書では,IPネットワーク機器に対する電力各社の電源構成・電源仕様などの調査結果をふまえ,IPネットワーク機器に対応した電源システム構成について検討を行い,以下のようにとりまとめた。
  • はじめに,第2章では、電力保安用と業務支援用IPネットワーク機器の電源種別,停電補償,要求仕様,PoE採用などの実態調査結果をとりまとめた。
  • 第3章では,突入電流,絶縁耐電圧やサージなどの対策技術,機器搭載電源の小型化や省電力化傾向をとりまとめた。
  • さらに,第4章では,環境条件や電源特性,電気的強度,イミュニティなどの検討に基づき,効率,コスト,信頼性から最適なIPネットワーク機器の電源構成についてとりまとめた。
  • 最後に,第5章では,負荷電圧補償回路を有しない直流電源システム構成のあり方と,今後注目していくべき技術をとりまとめた。

発刊:平成23年

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