第69巻第5号
スマートグリッド技術による需要サイドのエネルギー利用の最適化

  • 概要
  • 震災以降、エネルギー需給構造が大きく変化する中、低炭素化、電力ピーク抑制、節電、再生可能エネルギーの接続、分散型電源の拡大等の多様な課題を、ICTを活用して需給一体で解決し、電気の利便性を享受しつつ、エネルギー利用の最適化を図るスマートグリッド技術への注目が集まっています。
  • 一方で、再生可能エネルギーによる変動量の増加や、火力など調整可能な電源の運用量の減少による需給調整力の低下など、安定供給を確保する上での課題も顕在化し始めています。これらの課題解決に向けて、発電や系統サイドの様々な工夫はもとより、企業や個人の力を最大限利用する需要の能動化への取り組みも活発化しています。
  • 上記を踏まえ、平成25年度研究討論会では、最近の技術やビジネスの進展が著しい「電気を使う側」でのスマート化、能動化に焦点をあて、@スマートハウスとHEMS、A新電力における新サービスへの取り組み、B地域コミュニティーと次世代モビリティーが創出する低炭素社会、Cスマートグリッドとスマートハウス・ビルの相互連携技術、Dエネルギー需給の S+3Eへの取り組みや電力システム全体も俯瞰した全体的な討論を通じて、スマートグリッド技術の有用性や電力システムでの課題と将来像について展望いたしました。

発刊:平成25年

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